身のまわりにあるものを使って、五感で楽しめる”アートなあそび”集
トイレットペーパーを水に浸して感触を楽しみながら、乾燥させて紙粘土のような作品へと発展させられる遊びです。まずはトイレットペーパーそのものをダイナミックに広げてみたり。水に浸して感触を試したり、色を混ぜてみたり。
素材の変化を親子で楽しんみてください。
いつもは「やめて~!」とこどもの好奇心を押さえてしまいがちですが、今日は思う存分のびのびと。トイレットペーパーを大人が持ち、こどもに引っ張ってもらってどんどん広げてみましょう。
床に転がしてみたり。
転がしてできた道にミニカーを走らせてみたり。
思い思いに遊んだら、散らかったトイレットペーパーをボウルに入れます。
水を入れたペットボトルに、食紅または絵の具で色水をつくります。
どんなふうに色が混じっていくかな?
色水ができたら、トイレットペーパーがシャビシャビになるくらい多めに注ぎます。
トイレットペーパーはどんな感触になったかな?
ぐちゃぐちゃ、ひ~んやり!
手で揉んだりちぎったり、水分をギュッと絞ったりして、感触を楽しみます。
トイレットペーパーを足していくと、粘土のようにして遊ぶのにちょうど良いかたさに調整できます。
基本の三原色(赤・青・黄)ができたら、小さく丸めてお団子をつくってみましょう。
赤と黄を混ぜると、どんな色になる?
新しい色をいっぱい増やしてみましょう。
空き容器に入れてグラデーションをつくってみてもキレイ!
つくったお団子や、空き容器から外したかたちは、置いておくと紙粘土のようにかたまり、いろんな作品がつくれます。
感触遊びが好きな子、色を組み合わせていくのが好きな子、かたちをつくっていくのが好きな子。興味のあるポイントを見つけて、そのポイントで遊びを広げていってあげるのもおすすめ。大人も童心にかえった気分で、こどもと一緒に楽しんでみてください。