定番スポットはもちろん、視点をかえればまちの至るところにもアートが点在。感性をくすぐるミニトリップへ。

2018.12.25

触って潜って、耳を澄ませて。不思議がいくつ見つかる?「三重県総合博物館(みえむ)」

三重県津市にある三重県総合博物館、通称みえむ。三重県の自然や文化が体感型の展示で楽しめることで、大人から子どもまでファンの多いスポットです。だれでも無料で入れるのが3Fにある「こども体験展示室」。

↑「こども体験展示室」の全景はこんな感じ!三重県の海や山を、体を動かしたり、五感を使って楽しんでいるうちに自然と知識が身についていた、なんて工夫が満載です。

たとえば入口すぐの海のゾーンでは、坂をのぼったところには海女さんの仕事の1日が描かれていたり、お仕事道具が展示されていたり。坂の下には好奇心旺盛な子どもが思わず潜りたくなるようなトンネルが…!

トンネルをくぐってみると…そこには川の魚たちが泳いでいる様子の展示が。どれも立体的で思わず手で触れたくなります。水深によって異なる魚の種類も一目瞭然。隣の空間、山のゾーンに続くトンネルを進んでいくと…、そこは土の中。

アリの巣の中がどうなっているか、またモグラのトンネルの秘密など、自分が土の中にいるかのような感覚で探険できます。工夫が凝らされた生き物図鑑が、等倍かつ立体的に、目の前に現れたかのよう!

↑カメのお尻をのぞいたら、何が見えるかな?

↑土が盛り上がっている場所を発見。あけてみると…?

↑奥には絵本や書籍のスペースや、学芸員さんお手製のゲームで遊べるスペースが。

さまざまなどんぐりの種類が並べられている近くのボックスに、どんぐり帽子を発見。

↑クヌギ

↑アラカシ

こんな風にかぶって、どんぐりに変身できちゃいます。
何度訪れてもその時々で新たな発見があったり、また年齢が大きくなるにつれ学び方の変化で成長を感じられたり。幼児から小学生以上も楽しめる施設です。

その隣には360度の景観パノラマで三重県の自然と歴史文化を伝える「基本展示室」があります。

自然がいっぱいの三重県。昔から今に至るまで、生態系がとっても豊か。

2つのガラスケースの間を進むと、海の中を歩いているような感覚で魚たちを眺められたり。

頭上にはマイワシの大群が出現。よく見ると、1つひとつ違うマイワシ。みえむがオープンする際に、地域の小学生たちがペーパークラフトで制作したのだそう!

展示室の最後に、こんなメッセージが。

心に残ったことや、誰かに伝えたいと思ったこと。
きっと感じたことは人それぞれ。
展示を見た人同士で想いを言葉にすることで、興味のスイッチがますます広がっていきそうですね!

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